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テクノロジーでプロジェクトを成功に導くPROEVER事業部について紹介します!
自社プロダクトを開発、運用しているPROEVER事業部に話を聞いてきました!
いつもMSOL noteをご覧いただきありがとうございます。
MSOL note運営事務局です。
今回はPROEVER事業部について紹介します。
▼次世代プロジェクトマネジメントプラットフォームのPROEVERとは?▼
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ーPROEVER事業部とは?
若林:PROEVER事業部は、自社開発のプロジェクトマネジメントプラットフォーム「PROEVER」を通じて、お客様のプロジェクトにおける課題解決をテクノロジーで推進している部署です。MSOLのミッション「Managementの力で社会のHappinessに貢献する」の実現に向け、お客様企業それぞれのマネジメントをサポートするだけでなく、より広く社会課題を解決していくために、お客様自身が自律的にプロジェクトをマネジメントできる環境を整えています。クラウドサービスであるPROEVERの強みを活かし、すべてのプロジェクトの成功に貢献するプラットフォームを世界に展開していく役割を担っています。
ーPROEVER事業部の組織構成を伺わせてください。
若林:事業部全体で約30名の組織です。
PROEVERの製品企画・開発・運用保守を担当する「プロダクトグループ」と、お客様のマネジメント課題に対してPROEVERを提案・導入し、顧客の成功を支援する「カスタマーグループ」の2つに分かれています。両グループの人数はほぼ同数で、プロダクトグループは複数のパートナー企業と協力して開発を進めています。
ーそれぞれの役割を教えてください。
川手:「プロダクトグループ」はSaaS開発をしているチームになります。特にWebアプリを構築することにフォーカスをしており、日々新しい技術を吸収しながら、ユーザー価値の観点で機能を刷新し、PROEVERを陳腐化させないようにしています。また、我々はプライム上場企業です。セキュリティ面やデータの取扱いのしやすさなど、プライム上場企業にふさわしい堅牢なプロダクトを創ることにも全力を注いでいます。
宇都宮:PROEVERをご導入いただいたお客様のサポートを担当しています。「カスタマーグループ」は、通常のサポート業務にとどまらず、導入企業様との週次ミーティングを通じて密接なコミュニケーションを図っており、手厚いサポート体制を整えています。営業部門からの引き継ぎ後は、カスタマーグループが一貫してお客様支援を行っています。お客様のご要望にお応えするだけでなく、課題解決に向けた積極的な提案を行い、プロダクトグループと連携しながら包括的なサポートを提供しています。私たちは、営業力とカスタマーサクセスのスキルを併せ持つ、ハイブリッドな支援グループとして活動しています。
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ー部内で共通している人物像は?
若林:チームワークを重視する人が多いですね。適切なタイミングで意見を述べつつも、自己中心的な人はいません。時限的な仕事の進め方ではなく、私たちは同じメンバーで継続的に一つのプロダクトを創り上げています。そのため、コミュニケーションを大切にし、互いの伝え方に配慮できる人財が集まっています。
川手:チームワークに加えて、「プロダクトグループ」は振り返りを重視しているメンバーが多いです。これはプロダクト開発には欠かせないことだと思います。ただ開発し、リリースして終わってしまうと何のために開発しているのか見失うので、リリースしたものがユーザーにとってどんな効果があったのか、どうやったら開発作業を効率化できるのか、チームとして振り返りを行って次に活かして対応しようと自ずと思えるメンバーの集まりです。
宇都宮:「カスタマーグループ」は、いい意味で気配りが細やかで、メンバー同士の支え合いを大切にする風土があります。先輩社員は新入社員の立場に寄り添い、困りごとに気づいた際は積極的に声をかけ、業務面でのサポートだけでなく、成長をサポートする姿勢を持っています。「このスキルは今後の実務で活用できるから身につけておくと良い」といった実践的なアドバイスも随時いただき、キャリア形成の面でも心強い環境です。これは、多くのお客様との関わりやPROEVERというプロダクトに精通しているカスタマーグループならではの強みだと感じています。
ー2つのチームの交流は?
川手:「プロダクトグループ」はどうしても開発タスクに集中してしまうので、お客様と直接伴走しているカスタマーグループと活発にコミュニケーションを取ることを意識しています。
宇都宮:「カスタマーグループ」は、お客様のご要望に応え、期待される成果を実現することを最優先のミッションとしています。そのため、お客様からプロダクトに関するフィードバックをいただいた際は、速やかにプロダクトグループとミーティングを設定し、現場の実態やお客様のニーズを共有しています。また、オフィスでの座席配置も近接しているため、日常的なコミュニケーションも活発に行っています。
若林:お二人が話す通り、お客様視点を重視するワンチームとして、互いのミッションのもと、最大の成果を目指して日々コミュニケーションを取っています。PROEVERを軸に、お客様への価値をいかに高められるか、どんな工夫ができるか、活発にアイデアを出し合いながら事業を推進しています。
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ープロダクト開発の経験者しかいない部署ですか?
若林:いいえ、経験者だけではありません。開発当初はPMO経験が中心で、システム開発経験の少ないメンバーが企画・運営を担当していました。時を経て、現在は開発経験者の割合が増えています。特に川手さんのように、プロダクト開発とプロジェクトマネジメントの両方を経験している方は、ユーザーニーズや課題をより深く理解した開発ができる貴重な人財です。
ーアップデートのニュースをよく見ます。
PROEVERのアップデートはどの頻度で行っていますか?
川手:月に1回は必ず行うようにしています。実はこの頻度はなかなかハードでした(笑)
開発当初は、SaaS経験がない5~6人の初期メンバーで月に1度行っていました。最初はベンダーと協力し、内製化してからは整備された仕様書やマニュアルがほとんど無い状態で、現在できているものを解読しながらアップデートを行っていました。しかし、現在は属人化していた作業を中途の経験がある方に引き継ぐ環境になり、今や月1の大きな機能改善も行いながら、2週間に1回小規模なリリースもできるようにまでなりました。
ーアップデートまでの経緯は?
川手:我々が必要だと思って動くもの、宇都宮さんたちカスタマーサクセスから共有される、お客様からのご要望や改善点を反映するものと半々です。現在のPROEVERは完全体ではなく、日々ユーザーの行動データや、新しい技術情報をキャッチアップするなかでアップデートを重ねています。
ーPROEVER事業部の今後の目標を聞かせてください
若林:現在も、お客様の自律的なマネジメントを支援するというPROEVERのコンセプトに、多くの共感と期待をいただいています。一方で、PROEVERにはさらなる成長の余地があり、このコンセプトを完全に実現できるプロダクトへと進化させる必要があります。すでに開発は進行中で、2年以内には私たちが目指すマネジメントプラットフォームの姿を実現し、より洗練された形でお客様に提供できると考えています。
テクノロジー面では、AIエージェントを中心としたユーザー体験の提供が不可欠です。そのためにはプロジェクトデータが重要な鍵となるため、プロダクト開発とお客様への提供のスピードアップを目指します。
MSOL内の一事業部でありながら、テクノロジーを軸にMSOLのミッション実現を担う中心的な存在として、さらなる存在感を示していきます。
ーそれぞれのチームの目標を伺わせてください。
川手:「プロダクトグループ」は、これまで少人数で手探りで行っていたところもあり、チームが疲れている感じがありました。このことによって、スピード感があまり出なかったり、更なる質の向上が鈍化する恐れがあります。新しい技術の導入にチャレンジするなど、プロダクト開発チームだからこそ味わえる「良いものを開発できた!」という開発者の成功体験や、やりがいをどんどん創ることが目標です。
宇都宮:「カスタマーグループ」は、担当者に依存することなく、PROEVERの価値提案と運用方法を標準化された形で伝えられる体制を構築したいと考えています。現状では、担当者によってお客様へのアプローチ方法が異なり、サービス品質の均一化が課題となっています。「もっと効果的な価値提案ができたはず」「別の提案方法があった」といった振り返りの声があることからも、まだ改善の余地があると認識しています。私たちの目標は、どの担当者がサポートしても、すべてのお客様にPROEVERの本質的な価値を確実に伝えられる体制を確立することです。
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ー求職者へのメッセージ
川手:プロダクトチームは、ただ良いものを創るだけではなく、ビジネスの中で実用的で世界に展開していけるものを創るために日々精進しています。現在、新しいことにチャレンジしている時期です。新しいアイディアを持った中途の方が入社されることもあり、トライアル&エラーで良し悪しを選定しながら開発している状況です。まだ、少数のチーム体制です。巨大プロダクトの様に完全な体制ではありません。未知の領域でも互いに切磋琢磨しながら新しいプロセスやサービスを構築する体験ができます。ご自身のアイデアを展開されたい方、プロダクトを大きくしていくことにチャレンジしたい方、ぜひ一緒に働きましょう!
宇都宮:PROEVER事業部に所属をすると個人の成長スピードが圧倒的に早いです。少数精鋭の組織であることを活かし、お客様や社内との密接なコミュニケーションを通じて、多くの成功体験と改善の機会を得ています。これらの経験を基に、チーム一丸となって継続的な改善活動を行っています。マネジメント、SaaSプロダクト、IT分野に少しでも関心をお持ちの学生の皆様、ぜひ私たちと一緒に働きましょう!
若林:マネジメントとテクノロジー、いずれにも興味がある方であれば、ご自身のキャリアと事業の成長を楽しみながら両立できる職場だと自負しています。そしてそうあり続けられるよう日々努めています。組織としてはまだ発展途上の部分も多いため、キャリア採用の方には豊富なご経験を存分に活かしていただきたいと考えています。また、新卒採用の方にとっては、宇都宮さんの実績が示すように、学びが早く著しい成長が期待できる環境です。ぜひ私たちの事業に興味を持っていただければ幸いです。
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以上、PROEVER事業部の紹介でした。
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それでは、次回の投稿もお楽しみに!